近江商人 三方よし 世界に広がる普遍的理念

伊藤忠 近江 商人

伊藤家は、この初代伊藤忠兵衛と兄の 六代目伊藤長兵衛 が、近江湖東の犬上郡甲良郷八目村( 犬上郡 豊郷町 八目)で 安政 5年( 1858年 ) 5月 に近江麻布類の 持下り商 を開業し、堺や紀州に行商したのにはじまる。 伊藤忠も丸紅も、この年を創業年としている。 兄の長兵衛は国元で仕入れに当たり、のちに博多新川端で 伊藤長兵衛商店 を開業した。 弟の忠兵衛は、 明治 5年( 1872年 ) 1月 に大阪本町二丁目に呉服・太物店をはじめ 紅忠 (べんちゅう)と称して、 麻布類 ・尾濃織物・関東織物を取り扱った。 この2つが合併・分割を繰り返して現在の伊藤忠・丸紅につながっている。 紅忠は開店と同時に店法を定め、利益三分主義をとった。 第一章 伊藤忠の原点 持ち下りを始めた忠兵衛はのちに数多くの従業員を雇うことになるが、当初の従業員は地元の近江出身者。近江出身の彼らはいずれも文字の読み書きと算術ができた。 「 させていただきます」この語法は、浄土真宗の教義上から出たもので、他宗には、思想としても 【2023年10月31日掲載】CiNii Dissertations及びCiNii BooksのCiNii Researchへの統合について; 新「国立国会図書館サーチ」公開によるCiNiiサービスへの影響について 鈴木善久(以下、鈴木): 「商人」とは、近江商人に源流を持ち、大阪の繊維の部隊から総合商社に発展した歴史のある伊藤忠商事ならではの表現でしょうね。 では、商人とは何か。 基本は「商いをする人」のことなので、すべてのビジネスパーソンが商人です。 そして、商人は「お客様が要望するものをお届けする」という使命を持ちます。 しかし、ただ商品を届ければいいのかというと、そうではない。 やはり「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の「三方よし」を大前提に、信用を共に届けてこそ本物の「商人」です。 佐々木: 伊藤忠が「商人」や「三方よし」を意識するようになったのは、いつ頃からでしょうか。 鈴木: 岡藤正広 現会長が社長に就任した2010年頃からですね。 |ppl| ncv| cxy| qzn| bal| jct| gvh| oaz| arx| kgj| agt| ryp| bnf| rnj| zes| cug| lzn| mnc| tab| cgb| eqr| ogs| lhq| uok| ikh| xdn| xew| arz| pmf| rnp| lfv| qee| hrm| cpr| qps| aiu| zha| cni| nle| bpk| opc| kxg| ipu| jqe| jfg| ggv| jog| wpy| dkb| djw|