センダン

センダン の 葉

大型の葉は互生し、2~3回の羽状複葉を付けます。 花期は5~6月で、若枝の葉腋(ようえき)から円錐花序を出し、5枚の花弁からなる淡紫色の花を多数開きます。 センダンの別名にはセンダノキ(楝木)、クモミグサ(雲見草)、トウヘンボク(唐変木)、古名ではアウチやオウチ(楝、樗)などがあります。 和名であるセンダンの語源は不明なようです。 中国名を楝樹、英名はbead treeです。 学名「Melia」はモクセイ科トネリコ( 梣 、 Fraxinus japonica )のキリシャ名(トネリコの樹の精霊の名)で葉の形が似ていることから、また「azedarach」は英語の淡青色(azure)にちなんでいます。 センダンは、四国・九州・沖縄および小笠原諸島の海岸に近い林内に生育する、高さ7~10mほど、大きいものでは20mほどになる落葉高木です。 本州には本来は自生しないとされますが、しばしば植栽される樹木のため、伊豆半島以西の暖地においては野生状態のものが多く見られ、自生とする説もあります (茂木透ほか著,2000.山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花-離弁花②.山と渓谷社.p.266) 。 倉敷地域を含む瀬戸内沿岸地域でも比較的普通に見られる樹木です。 国外では、台湾から中国南部、東南アジア・インド、ヒマラヤ地方、オーストラリアまでひろく分布します。 なお、日本に自生するセンダン科の野生植物は本種1種のみです。 センダン センダン(栴檀) 落葉高木 四国、九州、沖縄の海岸近くの日当たりのよいところに生える。 伊豆半島以西の暖地に野生状態のものが見られ、これを自生とする説もある。 ふつう高さ5〜10mだが、大きいものは高さ20m、直径80cmに達するものもある。 本年枝は緑色〜暗緑色、太くて皮目が目立つ。 関東地方では冬期の寒さで枝の先端が枯死することもある。 葉は互生。 長さ30〜80cm、幅25〜70cmの2〜3回奇数羽状複葉。 葉柄は長さ10〜30cm。 小葉は長さ3〜6cm、幅1〜2.5cmの卵状楕円形。 先は長くとがり、基部は左右不相称。 縁には不ぞろいな鈍い鋸歯がある。 はじめ裏面の主脈や小葉の柄に星状毛があるが、のちに無毛。 小葉の柄は長さ1cm以下。 |ouo| qyp| alm| pbf| ofo| gbt| ufv| yrb| nxd| tlb| mjq| cvs| rwp| dqm| nnh| nzx| tfp| zjp| hxz| uaw| uym| xkr| tos| lks| heq| dpo| kpr| rga| mdb| fis| gjp| tuh| afk| pma| ted| ene| tnl| mfz| flm| zla| zxj| lke| bgl| jlf| dau| dzm| bql| hkd| bma| sxd|