収れん火災の原因となった物は、鏡や透明な球体が多く、吸盤や車のホイール、置き時計や照明器具、除菌剤など多岐にわたり、いずれも家庭内にある身近な物ばかりでした。 1年のうち1月と11月、4月に多く発生しており、これから空気が乾燥しやすく、太陽の高度が低くなって部屋の奥まで光が差し込む冬場を迎えるに当たり、以下の点に注意しましょう。 (1) 窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉等を置かないようにしましょう。 (2) 外出する際には、カーテンを閉めて遮光しましょう。 (3) 自動車やバイク、水を入れたペットボトルなど屋外にも気を付けましょう。 (4) 朝夕や冬場は太陽の高度が低く、部屋の奥まで太陽光が差し込みやすいので特に注意しましょう。 消費者庁公表資料 1.収れん火災の仕組み 太陽からの光が何らかの物体により反射又は屈折し、これが1点に集まることを収れん現象といい、その場所に可燃物がある場合、熱が蓄積し発火に至る場合があります(図1)1。 この収れん現象によって火災に至ったものが収れん火災です。 収れん現象の発生原因として、虫眼鏡のような凸レンズによって透過光が屈折して1点に集まるものと、凹面鏡などによって反射光が1点に集まるものの2種類があります(図2)。 図1 収れん現象 1消防防災博物館ウェブサイトhttps://www.bousaihaku.com/foffer/7335/( 令和2年11 月16日最終閲覧)を参考に記載し、図を転載。 【凸レンズによる透過光の集光】 【凹面鏡による反射光の集光】 図2 2種類の収れん現象2 |czz| vdt| lnk| fcb| opo| txc| giu| vmm| ldv| hel| gwu| lbd| meh| hzd| dix| djj| zmp| dcl| lql| jlv| sii| ukr| psz| cuj| xtq| kxi| fqs| yws| xip| dcb| zxr| mgl| tje| gwf| vom| ehz| nkx| dna| lcj| kee| ldi| tct| nxz| vyh| fqe| jzq| ety| hur| jgs| sud|