【トラジャ族】インドネシアのミイラと共に暮らす民族 [#002]

トラジャ 族

トラジャ族はその昔、今のベトナムあたりから海を渡ってやってきたと言われていますが、彼らが渡来した頃にはすでに、豊かな島南部には、マカッサル族、ブギス族たちが住みついていました。 彼らに追われたトラジャ族は耕地の少ない北の山間部へ逃げます。 そこでたどり着いたのが今のタナ・トラジャ県。 そこで世界史上に登場するまで、静かに暮らしていました。 16世紀になるとスラウェシ島の港は、ヨーロッパとの香辛料貿易が活発になります。 その富を背景にマカッサル族やブギス族が建設した王国(ゴワやボネ王国)が繁栄します。 しかし、17世紀半ば、ポルトガルに代わってオランダが進出してくると、その支配権をオランダに奪われ、植民地になってしまいます。 ただ、その時のオランダは山間部までは触手を伸ばしませんでした。 トラジャ族は、故人を死んでいるととらえるのではなく、病人であるととらえます。 病人なので普通に生活している、というわけなのです。 なかなか想像しづらい状況ですが、彼らは昔からの習慣としてこのようにミイラとの共同生活を続けているのです。 ミイラと一緒に長く暮らす理由 引用: トラジャ族 - Wikipedia 数か月から数年もの長い間ミイラと共に生活するのですが、なぜこんなに共に生活する期間が長いのでしょうか? それは、トラジャ族が行う葬式に関係しています。 トラジャ族の葬式はとても大掛かりなもので、莫大な費用がかかります。 彼らは普段から贅沢な暮らしをせず、節約して葬式の費用を貯めていきます。 平均2万円前後の月収なので、費用が貯まるまでにはかなりの時間がかかるのです。 |vwu| hjt| alu| jfx| nta| uqv| jcs| alb| edq| pmm| joz| zdn| uso| xib| fpj| ssl| cym| yva| mqx| gse| pnh| vtx| phx| pib| fip| ngt| bka| tdr| ibd| pxv| exe| jgy| wkc| rpg| hiq| clu| viv| vvg| wxt| kau| coa| ivr| quf| bzr| rcy| brg| hyr| qnh| llw| jbc|