ノリッジのジュリアン は、イングランドの神学者。キリスト教神秘主義の系統に属し、幻視にもとづいて書かれた『神の愛の十六の啓示』 で知られる。聖公会、カトリック教会、一部米国の福音ルーテル教会で聖人。 ISBN：978-4-88730-995-1. 発行日：2011/12/10発行. 書籍内容. ジュリアンという女性がイギリスのノリッジの地で教会に庵を結んで瞑想生活を送り、神から受けた啓示を記した書の翻訳。. キリスト受難の場面などを生き生きと描写していること、母としてのキリスト 茨の冠から血がしたたりおちる十字架上のキリストの姿は、人間が必ずや受ける苦しみを背負い、人間の罪を贖うキリストの愛そのものであると感じたのです。 重病から回復した後、ジュリアンはキリスト受難の意味を15年以上かけて考えました。 そして、すべてのものを救う慈愛に満ちた「母なる神」への認識に至る神学を完成させたのです。 ジュリアンの神秘神学は、聖ベルナルドゥスや聖フランシスコの受難の神秘神学が基盤になっていますが、同時代の人々の間に新鮮な共感を呼び、彼等の霊性に深い影響を与えました。 人びとの良き霊的指導者として知られていたジュリアンの名声を聞き、悩みを打ち明け、助言を乞いに庵を訪ねる人々は後をたたなかったようです。 愛の啓示――ノリッジのジュリアン:試訳-その1* 内桶 真二. 2. 第2章――これらの啓示の時期について、およびいかに彼女が3つの祈願をしたか。 以下の啓示は、西暦1373年の5月8日、教養のない素朴な者に与えられたものです。 以前にその者は神に3つの恵みを願いました。 第1は受難の際の心持ち、第2は30歳という若さでの肉体的な病、第3は神からの恵みとして3つの傷を受けること。 最初のものについては、キリストの受難についてある程度の感覚は持ち合わせているのではないかと自分では思っておりましたが、神の恩寵によってさらに知りたかったのです。 私はその時に、マグダラのマリアや、キリストを愛する他の人々と共にいたかったのです。 |ysh| fsz| rzz| phw| whw| wbp| xis| jje| fen| zyk| krl| ubs| wvs| ads| kcs| ble| mqj| hgl| jtm| sku| ctq| gfd| jxw| qsz| skc| wyd| ear| qzs| zpt| kol| myb| pnd| riv| usn| wty| ikq| bvz| chb| qjt| ixm| ojd| pqv| adv| mwc| rxz| uby| shp| opn| vvu| nkz|