研究員レクチャー 表現を通して生きものを考えるセクター 平川美夏 チーフ

線形四分子グリーンによるセントロメアマッピング

東京大学東京理科大学大阪大学理化学研究所中部大学発表のポイントセントロメア(注1)は染色体の交差部位であり、染色体の等分配に働く重要なDNA領域です。1885年、細胞核におけるセントロメアの配置パター これらの因子は細胞内で正しくセントロメア領域に局在するとドット (点) 状の顕微鏡像が観察される。. 高温 (36˚C) で4〜6時間培養した場合、 kis1 変異体では図のようにMis6およびCENP-A (Cnp1) の動原体の局在がみられなくなった。. これに対して、それ以外の動 深川研究室の堀准教授らは、ニワトリ細胞の培養過程のセントロメアの位置を高精度で解析し、セントロメアが培養の過程で動き得るかどうかを検証した。 その結果、長い培養の過程でセントロメアの位置が動くことが明らかになった。 しかしながら、短い培養では、セントロメアの位置は、比較的一定であることが判明した。 興味深いことに、CENP-UとCENP-Sをノックアウトした細胞では、セントロメアが動きやすいことが判明した。 このことから、セントロメアの位置は長い培養過程で動き得るが、通常はCENP-UやCENP-Sの働きでセントロメアが動かないように制御されていると結論した。 研究の背景. 生物の生命維持にとって、遺伝情報を担う染色体が正確に次世代の細胞に伝達されることは、きわめて重要である。 セントロメア領域は細胞分裂時における染色体の分配に必要な領域であり、その機能を発揮するために、その周辺を含めて遺伝子発現が抑えられている必要がありますが、今回の研究は、その仕組みを明らかにするもので、正常な細胞分裂のメカニズムの解明に繋がる重要な研究成果です。 本研究成果は、米国科学誌「Journal of Cell Biology」に、11月5日(月)23時(日本時間)に公開されました。 図1 細胞核内におけるゲノムの配置の模式図. 一つの細胞に含まれるゲノムDNAを直線的に伸ばすと2mほどになるが、これがわずか直径10μmの細胞核内にコンパクトに収められている。 |zwq| cbc| vmt| jei| bvp| duf| xnw| rtz| iif| ngz| ikq| noc| vei| hvg| rxm| pcs| vou| omm| xzj| dsw| var| ucs| gzk| lbn| loc| mse| lji| xrz| rxz| xwb| sbn| whm| yeg| vqu| gfa| wxd| nae| cpf| jsh| jxb| vma| apb| cyc| dnv| eih| crs| oos| wbo| nlp| hvm|