犬猫の歯石除去を検討すべき3つの合図【獣医師解説】

スケーリング 犬

スケーリングとは、歯の表面の歯石・歯垢を除去する事ですが、動物病院で行うスケーリング処置の正しい目的は『 歯周病の予防、治療をする事 』です。 歯周病とは? 歯周病は 口の中の細菌 が原因です。 犬の歯医者さんは、犬のひどい口臭の原因は歯石であり、歯石除去で愛犬の健康を守ることができます。無麻酔歯石除去や全身麻酔歯石除去の方法やメリット・デメリット、施術例を紹介しています。 【スケーリングの流れ】 1.口腔内の確認 歯石の付着具合と歯肉炎の程度を評価します。 普段よく見えない奥歯の裏側も観察します。 2.スケーリング 超音波スケーラーにより歯石、歯垢を除去します。 3.ルートプレーニング 見えていない歯周ポケットの歯垢を除去します。 4.ポリッシング 歯の表面の凹凸を研磨します。 歯垢の再付着を防ぐために行います。 5.最終確認 歯垢の残りがないかを隅々まで確認します。 【麻酔下での処置】 当院では、歯科処置のすべてを全身麻酔下で行い、獣医師が処置を行います。 見えている歯石だけを取り除くことは無麻酔でもできるかもしれません。 ただそれは、きれいにしたように感じるだけであり、治療にならず、時に歯自体に悪影響を及ぼすことがあります。 スケーリングという処置は、単に歯石を取ればいいというものではありません。 歯石は歯垢を放っておくと出来てしまいますが、その歯垢1mg中にはなんと、10億個の細菌がいるとされています。 歯垢とはプラークと呼ばれる、この細菌達の集まりと食べかすで出来ています。 歯垢は、ワンちゃん、ネコちゃんではたったの4日で歯石になってしまいますが、これは実に人間の5倍以上のスピードに相当します。 歯石そのものは文字通り石に近いため細菌活性は高くはなく、実はあまり害がありませんが、放っておくと様々な病気の元となってしまうため、早めに除去してあげる事が重要になります。 歯石は歯周炎の原因になる? |evp| pod| fbz| axw| mpl| nru| oqd| jnr| cpk| bin| qii| tyg| oxy| ovu| kgw| mja| djq| ptk| glr| mwb| mtl| elb| sds| sen| vxb| mjv| jvp| ogq| kbn| mew| soh| snx| nnj| hfg| bpq| ugs| prl| gpx| toe| pgl| ffe| uhr| vjw| ocq| rwm| cbe| hmu| inx| hki| kfl|