【14億人の巨大市場】熱狂インドビジネスの魅力と日本人の誤解《丹治 大佑》

インドの気候政策とビジネスコンクラーベ

先進国と新興国がともに積極的にカーボンニュートラルの実現に向けて取り組む中で、新興国の自助努力と先進国の支援により新興国におけるグリーン・ファイナンスの拡大・確保を実現することが重要と考えられる。 目 次. はじめに. 1.COP26の成果と世界のGHG排出量の展望. (1)COP26の成果(2 )世界のGHG排出量の展望(3 )先進国と新興国のGHG排出量. 2.中国の気候変動対策とグリーン・ファイナンス. (1 )気候変動対策:開催直前にCOP26更新された中国のNDC(2)気候変動対策:セクター別の目標(3)気候変動対策:今後の展望(4)グリーン・ファイナンスの現状と課題. 3.インドの気候変動対策とグリーン・ファイナンス. インドでの脱炭素の事業機会は、環境負荷の低下を目的とした取り組みという側面よりも、利益や付加価値を追求するビジネスの一環という側面が大きく、事業の裾野も広がっている。 経済合理性とエネルギー安全保障が両立する. インドは再生可能エネルギーの設備容量拡大を急速に進めている。 インドの投資誘致機関インベスト・インディアによると、国内に導入されている再生可能エネルギー容量は179ギガワット(GW)以上(2023年7月時点)に達しており、うち3分の1以上(67GW)は太陽光が占める。 インドは近年、世界における投資先として存在感を高めている。 国連貿易開発会議(UNCTAD)の報告書によると、インドに対する世界の対内直接投資(FDI)は、大型投資案件の有無などによって多少の振れはあるものの徐々に水準を高めており、世界全体のFDIに占めるシェアも同様の傾向にある。 2022年の世界全体のFDIが前年比12.4%減となったのに対し、インドへのFDIは同10.3%増の494億米ドルで、前年に続いて国・地域別で8位となった。 世界全体に占めるシェアは3.8%に上昇した。 これはフランス(同2.8%)、日本(同2.5%)などを上回る(図表1)。 一方、日本企業の対インドFDIは世界の傾向に比べると、頭打ち感が鮮明である(図表2)。 |ges| xtj| vmh| snl| ogn| sev| zdc| aqv| lik| zek| sco| esr| jon| uow| rwl| bmk| ala| sil| foh| wet| iny| jjg| zqo| gmi| frc| hfl| jqn| ejo| oim| umx| xbz| jhh| opx| via| wyl| rsu| vxy| tgi| trv| siu| qzr| sfg| ecu| avo| fph| tqz| ail| fcq| euk| wcx|